新しい「ものづくり補助金」です<平成29年度補正予算>
ようやく公募が出ました
平成29年度補正予算が成立したのが2月1日でしたから、約1か月経ってようやく公募が出ました。
「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」
通称「ものづくり補助金」です。
根本的な考え方が変わっていませんが、補助率だとか事業類型などいくつかの変更点があります。
ものづくり補助金の概要
対象者:中小企業者(日本国内に限る)
公募期間:2018年2月28日~2018年4月27日(※電子申請は別途)
補助率:1/2以内または2/3以内
補助額:最大1,000万円(原則)
対象費用:
1.機械装置等費、2.技術導入費、3.専門家経費、4.運搬費、5.クラウド利用費、
※以下は「小規模型の試作開発等」の場合
6.原材料費、7.外注加工費、8.委託費、9.知的財産権等関連経費
以上が基本的な概要になりますが、もう少し詳しくお知りになりたい方は下記もご覧ください。
事業類型別の違い
補助率や補助額は事業類型によって異なってきます。
以下では、事業類型別に見ていきます。
事業累計は、大きく次の4つに分類できます。
1)企業間データ活用型
2)一般型
3)小規模型(設備投資のみ)
4)小規模型(試作開発等)
名前の通り「一般型」が最も一般的なので、一般型から見ていきます。
<一般型>
補助率:1/2以内
補助額:最大1,000万円(原則)
対象事業:設備投資を伴う事業
※「経営革新計画」や「先端設備等導入計画」により補助率2/3以内も可能
<企業間データ活用型>
補助率:2/3以内
補助額:最大1,000万円(原則)
対象事業:複数の企業等が連携して行う設備投資を伴う事業
<小規模型(設備投資のみ)>
補助率:1/2以内
補助額:最大500万円(原則)
対象事業:設備投資を伴う事業
※小規模企業者の場合は、補助率2/3以内
<小規模型(試作開発等)>
補助率:1/2以内
補助額:最大500万円(原則)
対象事業:試作開発を伴う事業
※小規模企業者の場合は、補助率2/3以内
加点要素
今回も加点となるポイントがあります。
主なものは下記の通り
1)先端設備等導入計画の認定企業
2)経営革新計画の承認企業
3)経営力向上計画の認定企業
4)地域経済牽引事業計画の承認企業
5)1%賃上げ等に取り組む企業
6)「小規模型」に応募する小規模企業者
などです。
詳しくお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。